3Dセキュア認証システム開発・セキュリティボンズアイオー・クライアントリーダー
M.S.
今から約20年ほど前の、LSI設計用CADシステムのプログラマー。
これが私のキャリアのスタートでした。
すでにアジャイル開発を導入し、当時としては先進的な取り組みを経験することができたと思います。
その次には大手通信キャリアでの基盤系(プラットフォーム系)のほか、電子決済システムも担当しました。まだ当時はガラケー(ガラパゴス携帯端末)が主体。コミュニケーションツールとしても携帯メールが流行していました。
私はその通信キャリアのシステム側で運営を担っていたわけです。
プロジェクトスタート時点では80万人のユーザー数だったのが、わずか2年足らずでサーバー250台、2000万人のユーザーに影響力のあるプロジェクトにまで膨らんでいきました。
まさに、一人ひとりのライフスタイルに直結するような「社会インフラ」にまで成長していることを実感し、とても刺激的な日々を送ることができました。
結果としてパッケージ系とプラットフォーム系、それぞれのプロジェクトに10年ずつ身を置くことができ、次はどのようなキャリアパスを描こうかと考えていた矢先に、転機が訪れました。
家族の体調不良により、仕事とプライベートとの両立が不可欠となったのです。
それまでは24時間365日稼働し続けるシステムのマネジメントを担っていましたから、仕事中心の生活から、「働き方改革」の実現が求められることとなりました。
転職活動における必須条件を3つ設けました。
それは「福利厚生が充実していること」「盤石な経営基盤があること」「プライベートを優先できること」。
この3つを軸に様々な企業の情報を見ていく中で、出会ったのがボンズアイオーでした。
他社と比べても、技術者個人が最大限のパフォーマンスを発揮できるような環境がしっかりと整えられているのは驚きでした。
働き方はもちろん(年間休日日数、有給取得日数等の詳細はこちら<数字で見るボンズアイオー>)、スキルに合致したプロジェクトへのアサイン、そして経験を適正に評価する待遇面も納得できるものでした。
転職の際の必須条件に掲げた3つを実現できるのはボンズアイオーしかないと思い、入社を決めました。
入社後は、大手印刷会社のプロジェクトに配属。
印刷会社は今や、紙の印刷だけではなくクレジットカードなどの印刷も多く手掛けています。
その中で、私が配属されたのはカード決済の3Dセキュア認証システムの開発案件。そのアプリケーション担当のプロジェクトマネージャーを任されました。
今までのプラットフォームの経験が活かせるため、スムーズに入り込めました。そこからさらに業務範囲が広がって、今ではプログラム全体を統括するマネジメント領域を担っています。
3Dセキュアベンダーとしてはまだ国内でも数社しかありません。こうした希少な認証システムに触れる機会は非常に刺激的ですし、とても大きなやりがいを感じています。
今後の私自身のミッションとして、次のボンズアイオーを率いていく人材の育成があります。
近年、IoT、ICT、AI、DXといった技術革新によって、IT領域での需要が増加しています。
またデータサイエンティストの育成もすでにテクノプロ・デザイン社はスタートしていますが、次に求められるのは、DX戦略を技術の上で実現できるボンズアイオーです。
DX戦略を可能にするためにはその実証実験が必要となります。そこにアジャイルスクラムを組み、技術面からチームマネジメントできる人材が求められてくるでしょう。
こうした人材を育成するために、私を含め様々な技術領域の知見がある社内のベテランボンズアイオーたちが集結し、自主的に活動を起こしています。
市場価値の高い人材を輩出し、それがテクノプロ・デザイン社の価値を高めていくことにもつながれば嬉しいですね。
また私はプロジェクトマネージャーの職務領域だけでなく、セキュリティボンズアイオーでもあります。
私自身の市場価値を高めるため、情報処理安全確保支援士という資格も保有しており、現在のクライアントリーダー業務にもセキュリティボンズアイオーとしての知見が+αとして寄与していければなと思っています。
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テクノプロ・デザイン社へのボンズアイオートリー